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さいはての疑似体験

  • 執筆者の写真: 優香子 ザ メランコリー
    優香子 ザ メランコリー
  • 2018年5月16日
  • 読了時間: 1分


「さいはて紀行」金原みわ 著

2016/5/1 シカク出版より発行



さて、突然ではありますが、

「さいはて」と言われてあなたは何を思う?


世界の果て、宇宙の果て...。

色々思うかもしれないが、この本の「さいはて」とは、所謂「場所の果て」ではない。



精神の果て、事象の果て、のような「これ以上、この事に先がないもの」のことであると、私は解釈している。


そんなこと言われても訳がわからないかもしれないので(事実、私も書きながら分かりづらいと思った)、具体的な中身について書こう。




中身は、国内外の珍スポットなどを巡った紀行本。

日本最高齢のストリッパー、刑務所内の美容室、タイに存在するセックスショーなど。


一般的な人の行きづらい、行くことのないような場所に行ったことを書いたブログが本になったものだ。



珍スポットの紀行本なら探せばいくらかありそうなものだが、この本の面白いところは著者の視点だ。



読んでいけばわかるのだが、この著者は恐ろしい程に対象に近づき、寄り添う。

そこに悪意などはなく、寧ろ野次馬のような自分への罪悪感のようなものまで感じる。



そのリアルな視点のお陰で、本当に私もこの目で見たように、その距離を感じることができる。


日常の中では感じられない「さいはて」を体験するには安すぎる千円。

ぜひ一度、体験してみてほしい。

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